今回またmtbのホイールをバラしてスポークを交換する計画をたてたのですが、いくつか気になる点があったので紹介します。
- そもそも非対称ホイールとは?
ギアの枚数が11枚になった現代のスポーツバイクは必ずといっていいほどリアの形が左右非対称です。具体的にはハブの中心(ここではフランジからフランジの真ん中とします)が後ろから見て左側によっています。直角三角形的なかんじです。
もし、これを自転車自体の中心に合わせたらとんでもなく強度のないホイールができるでしょう。
左右非対称は重要なんです。
ちなみに最近のmtbはリアの幅が142mmや148mm(boostとかいうやつ)なのである程度強度を上げることができています。
※一般的には135mm
リアが左右非対称な理由はわかりました。
次にフロントです。
- フロントホイールが左右非対称な理由とは?
えっ?!って思うかもしれませんがmtbの一部ホイールではフロントも左右非対称なんです。
バラした後ですがハブの写真をご覧ください。
これはNOVATEC社製(台湾)のmtb用ハブのd711sbです。
見ればわかりますがmtbはロードバイクと違ってディスクブレーキが一般的なんです。そのため左側にスペースが必要となります。ハブの幅はロードと同じ100mmなので下手するとロードのホイールより狭くなっちゃうんです。
そのために右側フランジをめいいっぱい広げることにより、ある程度強度を上げようって考えです。また、左フランジのほうが大きめです。
もちろん非対称なのでスポークの長さは左右で異なります。(実測した数値はまた次の記事に…)
- 雑談
記事とはあんまり関係ないですがNOVATECのハブはフロントとリアでモデル名というか名前が異なりますがセットです。
例 d711sb,d712sb
ラチェット音が大きく丸スポークなので組みやすいと思います。
今月は新年度で忙しくなかなか更新できませんでしたか、今日から再開していくつもりです。(下書きが大量に溜まってます…)
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